Job

キャリア入社者インタビュー

ガス・電力システム運用の玄人を目指して、専門性を追求し続ける。

2023年キャリア入社

Y.Kシステムエンジニア部

Career Path
2018年〜2020年
安定性を求めて、大手食品企業に入社。品質保証本部に所属し、品質管理責任者の管理及び指導、内部監査、商品の作成・確認、食品安全認証規格の取得などに従事。
2020年〜2022年
手に職をつけたいと考えるようになり、ITソリューション事業会社に転職。顧客先に常駐し、主に法人向けの顧客管理システムの開発を手がける。
2023年〜
さまざまなプログラミング言語やツールのスキルが広く浅く身についたものの、一つの領域を突き詰めていきたいと思うようになり、東京ガスiネットに転職。家庭向け(低圧)電力契約管理システムの維持管理を担当する。

広く浅くではなく
深く狭く突き詰めたかったから。

転職に踏み切った一番の理由は、一つの領域を突き詰めた専門人材になりたいと思ったためです。前職のITソリューション事業会社で、さまざまな業界のお客さまとコミュニケーションをとったり、多様な言語やツールに触れたりした結果、「知識を広く身につけるのではなく、一つをとことん突き詰める方が性に合っているのではないか」と考えるようになったのです。

振り返ってみれば、大学では4年間みっちりダンスにのめり込んだりと一つのことに没頭する方が多く、専門性を追求することにやりがいを感じるタイプでした。そこで、ある業界に特化したシステム担当として活躍できる企業を探した結果、当社への入社を決めました。特に魅力に感じたのは、ガス・電力という分野自体に長い歴史があり、東京ガスグループがその先駆者として多大なノウハウを蓄積している点です。ここでなら存分に専門性を高められると思い、入社を決めました。

知識を相互補完していく
チーム力と人当たりの良さ。

入社後は、家庭向け(低圧)電力契約管理システムの維持管理を手がける部署に所属し、既存システムの拡充・改善や障害対応、お問い合わせ対応の他、新システム発足に伴う既存システムの対応をしています。今でこそある程度の業務は自力で進められるようになりましたが、入社したての頃は電力がどのような仕組みで供給されているかも知らず、業界知識を身につけるのにとても苦労しました。

それでも不安を感じなかったのは、研修制度が充実しているだけでなく、周りの社員が手厚くサポートしてくれたから。他部署であろうと、誰もが質問にとても丁寧に答えてくれたので、業界の知識を自分の中に落とし込むことができました。キャリア入社者だからというプライドは捨てて、新入社員になったつもりで毎日質問し続けましたが、いつでも優しく答えてくれて本当に助かりました。こうした環境があるのは、当社にはキャリア入社者が多数在籍しており、「お互いに分からないことや未知の領域は教え合う」という文化が根付いているからこそだと思います。

専門性を突き詰めた上で、
社会に貢献できるシステムエンジニアを目指したい。

入社時の抱負のとおり、現在はガス・電力システム運用領域の専門性を追求しています。前職で身につけたエンジニアリングのスキルは活かせていますが、まだまだ業界知識も足りていないですし、システムの円滑な運用設計ができるようになるにも多大な時間がかかると思います。

そんな中でもモチベーションを保ったままでいられるのは、専門性を身につけた先の目標が見つかったからです。それは、当グループがより多くの人々の役に立てるような新しいシステムの導入に携わること。以前は、自分がいかに成長できるかにフォーカスしていましたが、入社後に多くの社員に助けてもらう中で、「自分も誰かの役に立ちたい」という想いが強くなったのです。身につけた専門性を自分のために活かすのではなく、インフラを提供する当グループの新システムに反映することで、ガス・電力システムの可能性を広げていきたいです。もしいつか、自分に子どもができたなら、「きみが使っているそのサービスは、お父さんが考えたんだよ」なんて自慢してみたいです。