Job

キャリア入社者インタビュー

システムとユーザーの橋渡し役として、本当の意味での「ユーザー視点」を追求する。

2023年キャリア入社

Y.Kプロジェクトマネージャー部

Career Path
2009年〜2013年
ワークライフバランスを重視し、リフォーム会社や不動産の事務職に従事。その後もさまざまな企業の事務職として働く。
2013年〜2023年
自分の武器になるものが欲しいと考えるようになり、システムエンジニアを目指す。その後、システム事業会社に入社し、食品メーカーの営業支援システムの維持運用、管理システムの再構築やリリース作業などを一通り経験する。
2023年〜
システムのユーザーの目線に立った提案をしたいと思い、転職を決意。ユーザーとの距離の近さや社員の人柄に惹かれて東京ガスiネットに入社。プロジェクトマネージャー部に所属し、ガス機器をはじめとした、家庭用住宅商材の調達・卸売を行うための流通システムの刷新や改善を提案する。

ユーザーの視点に立った
本質的な提案をするため。

「最新の技術を取り入れたシステムを作るより、ユーザー視点を尊重したシステムを作ることができるエンジニアになりたい」と思うようになったのが、転職を決めた理由です。前職のシステム事業会社は技術力に重きを置いた会社だったのですが、ユーザー視点を最優先した上でどのような技術を用いるか検討する方が、使いやすく、長く愛されるシステムを提供できるのではないかと考えていたのです。

そんな中で当社に惹かれたのは、東京ガスグループ内にユーザーがおり、システム担当とユーザーの距離が近いため。キャリア入社者の方々が「ユーザーと直接やりとりできる」と言っていたことも後押しになりましたね。グループ内にユーザーがいる企業は他にもありますが、当社は人事や役員含めて社員一人ひとりの懐が深く、新しい人を受け入れるウェルカムな雰囲気があったことにも魅力を感じ、入社を決めました。

メンバー全員が、豊富な業界知識を活用
して
ユーザー視点を追求していること。

現在はプロジェクトマネージャー部に所属し、ガス機器をはじめとした、家庭用住宅商材の調達・卸売を行うための流通のシステム開発や刷新・改善を提案し、プロジェクト全体をまとめる役割を担っています。プロジェクトの舵を取り、関係各所と密接に連携して進めていくプロジェクトマネージャーとして成長したいと思い、この部署を選びました。前職で培った、大きなプロジェクトを管理するスキルや、誰もがパッと見て理解できる資料を作るスキルなどは、今でも大いに活かされています。

また、転職のきっかけだった「ユーザー視点のシステムづくり」という点については引き続き勉強中ですが、日々仲間から刺激を受けています。特に驚いたのが、ユーザー視点のレベルの高さ。「ガス供給の仕組み的には、こういった運用ができるシステムの方が便利なのでは」「業務フローに照らし合わせると、この項目を使うのはどのタイミングだろうか」という会話が飛び交うなど、一人ひとりがガス業界の仕組みやユーザーの行動を深く理解した上で、質の高いシステムを追求している点。メンバーのその姿勢を見ていて、「ユーザー視点を大切にする」とは、ユーザーの今の要望に応えるのではなく、中長期的に見て最も使い勝手の良いシステムを提案することなのだと気づきました。

本質的に価値のあるシステムを届けるために、
「物申すPM」を目指したい。

プロジェクトマネージャー部の基本方針の一つとして、「活用部門を始め、関係するビジネスパートナーとともに対等に渡り合える、物申すPMを目指す」という方針があります。ユーザーやビジネスパートナーの御用聞きにならずに、自分の意見をしっかり伝えていく。この姿勢を、今後は特に意識していきたいと考えています。なぜなら、先ほど述べた「中長期的に見て最も使い勝手の良いシステム」を作るためには、時として相手の要望とは真逆の提案をする必要もあるためです。

本当にそのシステムが必要なのか、そもそもその業務自体が何年後まで続くのかといった部分まで想定した上で、本当の意味でユーザーのためになる提案を物怖じせずに発信する。そんなプロジェクトマネージャーになりたいです。そのために、エンジニアリングのスキルを高め続けると同時に、今参画しているプロジェクト以外の取り組みにも携わり、物事を中長期的に捉えるスキルを磨いていきます。