- Job ― キャリア入社者インタビュー DXスペシャリスト部
Job
キャリア入社者インタビュー
事業を、人を、組織を育て、
東京ガスiネットの未来を創る。
2010年キャリア入社
T.FDXスペシャリスト部
- Career Path
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2002年〜2010年 高度な技術者になりたいという想いから、大手製造業向けのシステム開発を手がける会社に入社。要件定義〜総合テストを経験し、組織長として組織マネジメントも担う。 2010年〜2014年 リーマンショックを受けて転職活動を始め、東京ガスiネットに入社。導管工事管理システムを構築する大規模なプロジェクトに参画。システムの開発から維持管理まで担当。 2015年〜2016年 東京ガスに出向し、実際にシステムを運用する、業務システムのオーナー部署に配属。よりユーザーに近い立場で、システムの課題や可能性を追究する。 2017年〜2019年 出向から戻り、導管設備に関するシステムの開発・維持管理を行う部署の組織長を務める。 2020年〜2021年 新規事業を手がけるデジタル開発部のGM(グループマネージャー)として、アジャイル開発を活用して新規事業のプロダクト開発を行う。 2022年 東京ガスに出向し、東京ガスの立場で新規事業を推進。 2023年 新規事業を手がけるアジャイル開発部の部長として、アジャイル開発を推進しながら、アジャイルを社内に普及・推進する役割を担う。 2024年〜 DXスペシャリスト部の部長として、DXスペシャリストの育成を担当。また、新規事業を手がけるアジャイル開発ユニットのユニット長として、アジャイルの考え方を社内に普及・推進する役割も担う。
案件の最上流から関わり、
プロジェクト責任者としての腕を磨くため。
前職では、主に製造業のお客さま向けのシステム開発会社でエンジニアとして働いていたのですが、リーマンショックにより会社の財務状況が急速に悪化していったことを踏まえ、転職を決意しました。
転職先を選ぶ上で軸にしていたのは、適切な要件定義や全体設計ができるようになるための経験が積めるかどうか。前職でチームマネージャーとして働く中で、案件の上流をまとめあげる力をもっと鍛えたいと考えていたためです。そこで、案件の上流に携われる仕事を幅広く探した結果、当社に辿りつきました。
リーマンショック後も業績が安定しているのはもちろん、大型案件の最上流に携わるポジションを募集しており、仕様も要件もまだ何も決まっていない真っ白な状態から関われる点に惹かれたのです。実は当時、コンサルティングファームからも内定をもらっていたのですが、上流を決めるだけでなく、上流で決めたことを下流にどう落とし込んでいくかまで担当したいと考え、提案から運用まで担当できる当社を選びました。
綿密な「計画」よりも、
「行動」と「振り返り」に重きを置く。
現在は、DXスペシャリスト部の部長と、その中のアジャイル開発ユニットのユニット長を兼務しています。前者は、DXスペシャリストを育成するための教育施策を企画・実行する部署で、後者は、小単位で開発を進めていく「アジャイル」と呼ばれる手法を用いて、主に新規事業を中心に取り組む部署です。
どちらにも共通するのは、社内に新しい風を吹き込む役割を担っている点。そのため常に自分の中の常識を疑い、凝り固まった思考をほぐしていく必要があります。例えば、前の職場で私は「計画」を作り込むことに重きを置いていたのですが、この部署に所属してから、自分たちで考えるよりもそのシステムを使う現場に足を運んだり、まずはプロトタイプを作りユーザーの反応を伺った上で軌道修正したりと、「行動」と「振り返り」を重視するようになりました。そうすることで開発スピードが上がるだけでなく、ユーザーが真に必要としているシステムを届けることができるのです。
プロジェクトの大小に関わらずこうした進め方ができるのは、経営基盤が安定しており、またグループ内にユーザーがいる東京ガスグループならではだと思います。
アジャイルの考え方を広め、
若手が変革を起こせる土壌をつくりたい。
今私が所属しているDXスペシャリスト部やアジャイル開発ユニットでは、多くの若手社員や中途社員が活躍しています。考え方が柔軟だったり、当社の従来の進め方に染まっていなかったりと、新しいことへのチャレンジに前向きな人が多いですね。
そうした人々を見ていると、若手が中心となって組織を変えていくためのサポートをしたいと考えるようになりました。今でも社員がチャレンジできる環境はありますが、当社がより成長していくためには、若手のポテンシャルを引き出し、活躍してもらうことが必要不可欠だと思います。そのためにアジャイルの考え方を広め、経験がなくとも「まずやってみる」という姿勢を応援する土壌をつくっていきたいです。
当社には、組織をより良い方向に変えていこうという気概があるので、私は本気でこの目標を実現させるつもりです。そのため、少し先の当社をイメージした上でワクワクしていただける方は、ぜひ一緒に活躍してほしいです。