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エネルギー事業の大きな過渡期 求められるのは「提案力」

東京ガスiネット株式会社
代表取締役 社長執行役員
鴫谷 あゆみ

Profile

工学部経営工学科卒業。1988年東京ガス入社。情報システム部でのデータ解析業務や社内システム開発担当などを経て、2006年から2年間東京ガスiネットに出向。その後再び東京ガスに戻り、顧客窓口システムの開発、お客さまサービス部部長などを経て、2018年東京ガスiネット代表に就任。趣味は和太鼓。

嫌なことは「運動会」?
東京ガス入社の決め手

私は工学部経営工学科出身で、経営工学を専攻していました。就職活動では各社で「この会社の一番嫌なところは?」と聞いてまわる、厄介な学生でした。たいていの方が「残業が多い」「やりたいことができない」「予算取得が難しい」などを回答としてあげるなか、東京ガスの担当者の「運動会」という答えが強く印象に残りました。それだけ業務内容や働き方には不満がないのだと思って、1988年に東京ガスに入社。入社してわかったのですが、全社、部門別、寮生向けと、年に3回運動会があり、確かに多い。でも実際に働き始めて、その予想を裏切られることはありませんでした。

最初に配属された情報システム部では、いまでいうデータアナリストのような仕事を担当。さまざまな課題に対して数理モデルを使ったシミュレーションを行い、効率のいいソリューションを提案するという業務でした。その後、社内システムの開発などさまざまなプロジェクトでマネージャーを経験し、2004年に管理職になりました。

「つくる側」と「使う側」
ITの“通訳”としてのキャリア

2006年からの2年間は、東京ガスiネットに出向。東京ガスのビジネスを支える体制をより一層強固なものにするため、制度や仕組みの整備に携わりました。2008年には再び東京ガスに戻り、新たなお客さま対応総合窓口となるライフバル向けの業務システム構築のリーダー、お客さまサービス部部長などを経験。2018年、代表として東京ガスiネットに戻ってきました。

私は学生時代から、コンピューターを触るのがどちらかというと苦手でしたし、IT技術一筋の人間ではありません。ですが振り返ると、システムを「つくる側」と「使う側」の、いわば“通訳”としての実績を認めてもらえたからこそ、いまがあるように思っています。

サステナブルな時代の
エネルギー事業の担い手として

東京ガスグループでは現在、2019年に打ち出した「Compass2030」という経営ビジョンのもと、一丸となって業務にあたっています。脱炭素の潮流、デジタル分野の急速な技術革新、お客さまの価値観の変化・多様化、そしてエネルギー自由化の進展。こうした市場の変化を飛躍のチャンスととらえ、グループ全体のビジネスを変容させていこうという大きな過渡期にあります。将来の脱炭素の世界にチャレンジしながら、もう一方でクリーンなエネルギーである天然ガスの有効利用や、再生可能エネルギーと組み合わせたビジネスの展開、それに伴うバリューチェーンの変革により、サステナブルな時代の新しい価値観を創造していく、これが東京ガスグループのこれからの歩み方です。

このような急激な変化の中にあって、東京ガスiネットに求められているのは「提案力」です。これまでは、社会インフラである東京ガスのサービスをITで支えるというのが、私たちに課せられた大きな使命でした。しかし昨今はそれに加え、いわばITを駆使して東京ガスグループの仕事のスタイルそのものを変えていこう、新しいサービスを生み出していこうという、能動的な働きかけこそが必要とされているのです。

期待するのは、
「自分の住みたい未来をもっている人」

ガス会社の業務は、非常に多岐にわたります。電化製品であれば小売店で買い求めることができますが、ガス器具はガス会社が開発してきました。工事に関してもその特殊性から、我々が担っています。つまり、エネルギー事業とひと口にいっても、東京ガスがかかわる業務は、実に幅広い。ITの力でそのすべてをオーガナイズしていくという東京ガスiネットの仕事には、スケールの面でも業務内容の面でも、他社にはない魅力があると自負しています。

「自分の住みたい未来をもっている」。これが、私が新入社員として迎える皆さまに期待する人物像です。変化のスピードがどんどん加速する中で取り残されないために、自分なりの未来像をしっかりと描き、それをいかに形にしていくかという思考力こそが重要なのです。東京ガスiネットには、そんな志を同じくするたくさんの仲間がいます。思い切りチャレンジできる環境も、我々が用意します。あとは、あなただけの「想い」を携えて、門を叩いていただければうれしいです。