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『はじめて』をカタチにする会社。Vision

2016年、電力自由化。2017年、ガス自由化。
エネルギー業界を取り巻く環境はいま、歴史的な転換期を迎えています。
これまで広く皆さまにガスをお届けしてきた東京ガスグループは、
多くの新規参入企業と競合することになりました。
これからもお客さまに選ばれ続けるために、
私たちは『はじめて』をカタチにしていきます。

環境変化

  • エネルギー
    自由化の進展
  • 脱炭素化
  • 再生可能
    エネルギーの普及
  • テクノロジーの進化・
    デジタル化
  • 価値観の多様化

バリューチェーンの変化

  • 分散化
  • 新規プレイヤーの
    参入
  • ワンストップ化
    ※異種サービスとの
    組み合わせ
  • ホーム
    オートメ-ション
    ※スマート家電
  • 新たな
    ソリューション
    ビジネス

これまでのビジネスモデルが、
盤石ではなくなるかもしれない――。
その変化は果たして、
東京ガスiネットにとって脅威でしょうか。
一方ではイエス、しかし同時に大いなる
希望もあると、私たちは考えています。
エネルギーの供給にとどまらない新しいビジネスの可能性が、そこには広がっているのです。
いまこそ、東京ガスグループの
ITの担い手としての東京ガスiネットが、
デジタルイノベーションにより
グループ事業の中核を担う時が来ています。

私たちは、東京ガスグループの事業インフラの担い手として、
これまで数々の「はじめて」をカタチにしてきました。
ガス・電力供給エリアに暮らすすべてのお客さまの安心と当たり前の毎日を守るため、
地道な努力を重ねながら、
確かな技術力を積み上げてきました。
「日本初」「先駆け」、そんな名誉が欲しかったわけではありません。
振り返ってみれば
その軌跡は確かな実績となり、
今日も人々の暮らしを支えています。

日本の民間企業初のGIS 地理情報システム「TUMSY」

1977年に誕生した、日本の民間企業初の地理情報システムです。一般地図に、ガス設備、家形、ユーザーデータなどの情報を統合し、目的ごとにレイヤーを切り替えて表示することを可能にしました。数値解析や計算幾何学、線形代数、確率、統計などの学問をベースに、プログラミング工学、リレーショナルデータベース、Java、JavaScript、アジャイル開発、Git、Redmineなど、さまざまな技術と開発手法が活用されています。

TUMSYでは、東京ガスが培ってきた施設管理のノウハウを、GISエンジンが吸収し続け常に進化。そのコンサルティングを東京ガスiネットのSEが担うという信頼感も手伝い、40年にわたり全国約200の都市ガス会社、上下水道、道路管理センターで利用され続けています。

IoTの先駆け地震情報配信サービス「jishin.net」

東京ガスが設置した約4000基の地震計(SIセンサー)から自動収集した地震データと全国の気象庁の震度データを組み合わせ、自治体など公共向けに情報を配信するサービスです。SIセンサーから収集したあらゆるデータ情報を即座にまとめ、Webやメールでリアルタイムに公開することで、地震の初動対応に役立てられています。2003年から本格稼働を開始した、IoTの先駆けといえるシステムです。

背景地図にはGoogle Maps APIとクラウドとを融合して表示し、そこにSIセンサーからの情報を統合して可視化。また、東京ガスと大学との共同研究により開発された被害推定計算手法を取り入れ、被害の軽減にも貢献しています。

あなたのハートには、いま、
どんな灯りがともりましたか?
まだ小さな灯りでいい。その灯りを育てていきたいと願う皆さんの想いを、私たちは歓迎します。
これまで東京ガスグループとして培ってきた確かな技術と、社会に貢献していく覚悟と責任感。
そこにデジタルを加えて、エネルギービジネスに
どんな未来を描いていくのか。

私たちと一緒に、次なる「はじめて」をカタチにしませんか。